今週の振り返り 2024 week6

今週は地域イベントに出た話、分散型SNSの整理、現生人類のヨーロッパ進出、羽毛の進化などについて書きました。

今週の振り返り 2024 week6

振り返り記事はScrapboxの週次メモをもとに適当にピックアップして書いてるのだが、ChatGPTに書き出しかかせるとどうなるかなーと思って適当に書いてもらった。

今週は、テクノロジー、社会、科学の分野で多様な出来事がありました。Githubの共同創設者であるChris Wanstrathが突如としてGitHubからBANされたことから始まり、この出来事はデジタルプラットフォームの不確実性と分散型技術への関心を再燃させました。また、Blueskyが一般参加可能になったことや、手書きが脳に良いという研究結果が発表されるなど、デジタルコミュニケーションの新たな潮流が見られました。一方で、ウクライナ軍に入隊したアジャイルコーチがリーダーシップを発揮した話や、恐竜の羽毛の進化に関する新説が科学界で話題になりました。これらは、現代社会における技術と人間性の融合、古代から現代に至る生命の進化の不思議を浮き彫りにするものです。さらに、セキュリティへの関心の高まりや、日常生活に役立つテクニックの共有など、人々の学びと成長への意欲を示す出来事もありました。この一週間は、技術の進化、文化の変容、そして人間の適応能力の証として、多くの示唆に富んだ時期でした。

それっぽいですね。Chris WanstrathがBANされたこととBlueskyの一般公開が奇しくもリンクしてる感じでよきです。長いので圧縮してもらいます。

今週は、GitHub共同創設者の突然のBANから始まり、デジタルコミュニケーションの新潮流、科学的発見、そして人間性と技術の融合に関する興味深い出来事が続きました。技術の進化と社会の変化を示す一方で、学びと成長への意欲を反映した多様な話題が注目を集めました。この一週間は、不確実性と可能性が交錯する現代社会のダイナミックな風景を浮き彫りにした時期でした。

かっこつけすぎ感もありますが、結構使えそう。書き出しを考えるのは結構頭を使うので、来週から試してみてもいいかもしれない。

今週やったこと

地域のイベントに少し顔を出した

特段変わったことはできなかったのですが、週末にイベントがあったのでいくつか参加してきました。

週末もなかなか時間が作れないのですが、インターネットを主軸に生きているとリアルのイベントは逆に人生のランダムネスを高めてくれる感じがあって良いので、少しずつ人見知りを克服しながら社会に順応していきたいですね。

分散型SNSの整理

Blueskyの一般登録が始まった。Xの身の回りの人もアカウントを作り始めて勢いを感じる。よりTwitterライクな感じがあるからか、Misskeyのときよりも多い印象。

Blueskyは思ったよりも招待制を長く続けて大事に育ててきたという印象。Clubhouseが一気に消費されたように、一過性のムーブメントにしないために慎重に開発してきたのだろうと勝手に想像している。

分散型とかAT Protocolとかそういう技術とか思想とかに興味があるわけではない一般ユーザーに対して「みんながやるならやる」というところまで落とし込んだのが非常にうまいと思った。とはいえ、現状一般ユーザー層にとってはただの機能制限版Twitterという感じなので​、しばらくはX崩壊に備えて避難先として確保してるくらいにとどまるのかなぁと想像している。

自分の方はというと、少し分散型SNSの運用を見直そうと思ってきた。運用とは言っても、とりあえず新しいのが出たら試すということで、MastodonやMisskeyやNostr、Blueskyのアカウントがあるわけだが、クロスポスト運用をするかとか、プロトコルの違いとかを少し整理し始めている。

あとジャック・ドーシーがBlueskyのSMS認証にがっかりポストしたのを見て、逆にNostrの方も気になったので覗いてみた。nostterが個人的に使いやすくてよいなーと思った。結局僕もTwitterを求めてるんだなー。Nostrにはむしろ期待があって、公開鍵と秘密鍵という絶対に一般ユーザーが管理しきれない仕組みになっているので、必然的に濃度の高い技術者コミュニティになるのかなと思っている。

Mastodonはmstdn.jpとPawooにアカウントがあったが、Pawooは放置だったのでユーザー削除して、mstdn.jpの方は何人かフォロワーがいたのでFedibirdの方に引っ越し機能を使って移した。

たねのぶ (@mtane0412@fedibird.com)
1 投稿, 24 フォロー中, 97 フォロワー ·

ActivitiyPubを使っているSNSはなにか一つに統一したほうがいいのかなーと思いつつも、まだ整理しきれていないので、今後もう少しsurveyしてみる。

今週気になったニュース・ポスト

ホモ・サピエンスの北方への拡大は予想より早かった

ホモ・サピエンスの北方への拡大は予想より早かった
今回、現生人類が4万5000年前にアルプス北方のドイツに存在していたことが明らかにされた。
Stone tools in northern Europe made by Homo sapiens 45,000 years ago
Homo sapiens associated with a 45,000-year-old type of stone tool.

ネアンデルタール人のものと思われていた骨格片がDNA分析で現生人類のものだとわかったみたい。手元のメモだと現生人類のヨーロッパ進出は4万年前なのでそこまで早まったのかな?というのがまず頭に浮かんだが、perplexity.aiに聞いても同様で基本的に万年単位のスケールで4万5000年前という比較的確度の高い情報が出たということなのだろう。

さらにネアンデルタール人の痕跡が消えるのが4万年前ということで、どれだけ現生人類と重なっていたかということも意味するので、いずれにしてもめちゃくちゃ熱い発見!

最初の翼は飛べなかったのに「恐竜はなぜ羽毛を進化させたのか?」

最初の翼は飛べなかったのに「恐竜はなぜ羽毛を進化させたのか?」 - ナゾロジー
地球上で最初に「羽毛」を獲得したのは鳥ではなく、恐竜です。 しかし恐竜が獲得した初期の羽毛に飛翔能力はなく、一体何のために使われていたのか、これまで大きな謎となっていました。 そんな中、韓国・ソウル大学校(SNU)の研究チームが、ロボ恐竜を使った実験で新たな説を提唱しています。 それによると、恐竜は羽毛を広げて茂みに隠れている昆虫を追い出し、姿を現したところを捕食する狩猟戦略に使っていた可能性が高いとのことです。 これは現代の一部の鳥が行う戦略で、もしかしたら羽毛恐竜が最初に発明した狩りの技術かもしれません。 研究の詳細は2024年1月25日付で科学雑誌『Scientific Reports…

自分なりにこの記事を説明してみる。

生物のの進化の中でも目とか翼とか種子とか、生物種を爆発的に多様化させるような機能が進化することを大進化と言って区別することがある。大進化は直感的にはダーウィンの自然選択説では説明がつかないようなあまりにも複雑な機構を備えているので、造物主がすべてを作ったというキリスト教的な考えやそれを科学っぽくラップしたID論なんかにもよく引き合いに出される。

大進化をダーウィニズムで説明するときの概念として前適応というものがある。大進化の複雑な進化の前に様々な小さな適応の積み重ねがあると考えるとイメージしやすい。あるものに対する適応が全く別のものにも適応的に機能することがある。それらが積み重なって複雑な機能や行動が生まれるような、創発的な過程をたどる。

前適応のややこしさは、そういった適応を探せばいくらでも可能性が出てくることで、一体どの適応がどれだけ寄与したのかという実像を把握するのが難しいところ(だと思っている。よくわかっていないかもしれない。)

この記事は羽毛の進化について、その中の適応の中で獲物を捕まえるときに羽毛が有利に働いたことを実験的に証明しようとしたもの。実験手法もロボットを使ってて面白かった。

理解が曖昧なものを自分なりに説明しようとすると知識が整理されてよいなと思いました。

今週投稿した記事

AlfredでMacの音声を切り替える
AlfredでMacの音声を切り替えるAlfred Workflowを作った

自分用のAlfred Workflowをまた作りました。

分散型SNSについて独立した記事を書くつもりだったのが、今週は割と夜遅くなることが多くて書けなかった。

あと週次レビュー段階でニュースとして触れようと思ったのが案外1記事にできそうな粒度になってしまうことがあるのでもっとうまいフローがありそうな気がする。

今週はこんな感じです。また来週👋